ネットワーク

Wireless Workbenchでは、接続されたコンポーネントをコントロールして通信するためにイーサネットネットワークを使用します。

確実に通信を行うために、ネットワーク上の各コンポーネントは、固有の有効なIPアドレスを割り当てられている必要があります。IPアドレスはDHCPアドレス設定を採用しているコンピューター、スイッチ、またはルーターによって自動的に割り当てることができます。

DHCPアドレス設定を利用するために、Shure製コンポーネントは自動IPモードを備えており、すばやく簡単に設定できます。特定のIPアドレスを割り当てる必要がある場合は、IPモードを手動に設定できます。

スイッチ/ルーターにリンクされたコンピューターと、ネットワーク化された3つのコンポーネントにリンクされたスイッチ/ルーターを示す図
注意: DHCPサーバーの役割を果たすことのできるデバイスを複数使用している場合は、サーバーの役割を1台のデバイスのみに指定し、他のデバイスはクライアントとして指定することをお勧めします。

DHCPサーバーとのネットワーク接続を設定する手順:

  1. CAT5以上のイーサネットケーブルを使用してコンピューターとコンポーネントを接続します。マルチデバイスシステムの場合は、図に示されているとおりにルーターまたはスイッチ機器を追加することをお勧めします。
  2. コンピューターおよびネットワークに接続されているすべてのコンポーネントの電源を入れます。
  3. 各コンポーネントについて、ネットワークメニューに入り、IPアドレスモードを[自動]に設定して自動IPアドレス設定を有効にします。

手動IPアドレス設定

コンポーネントに特定のIPアドレスを割り当てる場合は、手動アドレス設定を利用できます。

  1. CAT5以上のイーサネットケーブルを使用してコンピューターとコンポーネントを接続します。マルチデバイスシステムの場合は、図に示されているとおりにルーターまたはスイッチ機器を追加することをお勧めします。
  2. コンピューターおよびネットワークに接続されているすべてのコンポーネントの電源を入れます。
  3. 各コンポーネントについて、ネットワークメニューに入り、IPアドレスモードを[手動]に設定します。ネットワークメニューへのアクセスに関するモデル固有の説明はShure.comを参照してください。
  4. 各コンポーネントに固有のIPアドレスを割り当てます。すべてのコンポーネントに同じサブネットマスクを割り当てます。