AXTシリーズ・アンテナ・ディストリビューターの設定調節

AXTシリーズアンテナ分配器のプロパティパネルで、帯域フィルターを選択し、RFゲインを調節して、アンテナポートを構成することができます。

1. 受信機のチューニング帯域にアンテナを適合させるには、バンドフィールドで帯域を選択します。
2. サポートする周波数範囲を4つの帯域すべてにわたって拡張するには、バンドフィールドで、 広帯域を選択します。
3. アンテナポートを構成するには、アンテナカスケード フィールドで、以下のオプションのうち一つを選択します。
   • 自動：接続された受信機またはスペクトラムマネージャーからポートに12～15 V DCが給電されたときに、ポートが有効になります。
   • 常にオン: ポートは、供給される電圧にかかわらず、連続的に有効です。このモードは、アンテナに直流電圧を供給しないコンポーネントを接続する場合に使用します。
4. 一定したレベルを維持し、過負荷を回避するために、RFゲイン フィールドでRFゲインを調節することができます。カスケードポートの接続状態に応じて、以下の範囲のいずれかの値を選択します。
   • カスケードポート接続： 調節範囲 = -15 dB ～ 0 dB
   • カスケードポート非接続： 調節範囲 = -12 dB to +3 dB
5. 直流電力がアンテナに供給されているか否かを指定するには、アンテナ電源フィールドで、以下のオプションのいずれか1つを選択します：
   • オン: アンテナポートはアクティブアンテナに直流電力12～15 V を供給します。
   • オフ: 直流電力がありません。パッシブ（電力無供給型）アンテナで使います。