プリセットを使った、複数のコンポーネントの構成
プリセットには、複数のデバイスに同一のパラメーター設定をもつよう迅速に構成する省時間的方法があります。インベントリー内のデバイスから設定をコピーするか、カスタムの設定を作成すると、プリセットを作成できます。
インベントリ内にあるコンポーネントからプリセットを作る
インベントリ内にあるデバイスの設定をコピーし、プリセットとして保存することができます。プリセットは、同種のデバイスでもその他のデバイスでも、同一の設定に統一するために適用できます。たとえば、インベントリの中からULX-D受信機を選択し、その設定をプリセットとして保存することができます。その後このプリセットを使用して、ネットワーク内にある、すべてのULX-D受信機を構成することができます。
- インベントリ内のコンポーネントをクリックして、ハイライトさせてください
- [Presets]内にある歯車アイコンをクリックして、[Save Presets]を選択します。
- プリセット名を入力して、 Save を選択します。
カスタム・プリセットを作る
型名を選び、デバイス・プロパティを選択することで、自分用のカスタム・プリセットを作ることができます。
- [ツール]から、[プリセット構成]を選択します。
- プラス記号のアイコンをクリックし、プリセットを使うコンポーネントの型名群を選択します。サード・パーティのデバイス、混成コンポーネント(AxientおよびULX-Dなど)から構成されるシステムまたはカスタム・デバイスには、 Universal オプションを使います。
- プリセット用の名前を入力して、 Save を押します。
- [デバイスのプロパティ]にアクセスするには、リスト内のプリセット名をクリックします。
- プリセットの中にプロパティを含めるには、チェックボックスにチェック印を入れ、含めたいプロパティの値を入力します。チェックボックスにチェック印が入っていないプロパティはプリセットには含まれません。
- 終了するには、[Save]を選択します。
プリセットのためのヒントとベストプラクティス
プリセットを構成するときには、以下のヒントとベストプラクティスに従ってください。
- 作成する各々のプリセットには、固有の名称をあてます。
- 名前を変更するプリセットの上で右クリックします。
- Parameters には、プリセットに含まれるプロパティの数が表示されます。
コンポーネントにプリセットを適用する
- インベントリの中でハイライトするには、コンポーネントをクリックします。
- Presets サイドバーの中のプリセットをクリックします。デバイス・プロパティの隣にアスタリスクが表われます。これは、プリセットが適用されたときに変わります。
- Apply を選択します。
プリセットを編集する
- [ツール]メニューから、[プリセット構成]を選択します。
- リストからプリセットを選択するか、型名または名称で検索して、プリセットを探します。
- パラメーターを編集するには、チェックボックスをクリックします。
- 終了したら、[Save]を選択してください。
ヒント: プリセットを削除するには、プリセット構成ウィンドウの中のプリセットをクリックしてハイライトさせ、マイナスボタンを選択します。
プリセットのインポートとエクスポート
プリセットをエクスポートするには:
- [ツール]メニューから、[プリセット構成]を選択します。
- エクスポートしたいプリセットの名称をクリックします。
- [プリセット構成]ウィンドウの中の歯車アイコンをクリックして、[エクスポート]を選択します。
- 終了するには、[Save]を選択します。
プリセットをインポートするには:
- [ツール]メニューから、[プリセット構成]を選択します。
- [プリセット構成]ウィンドウの中の歯車アイコンをクリックして、[インポート]を選択します。
- プリセットファイルを選択して、 Open をクリックします。