バックアップ周波数の計画
Wireless Workbenchは、インベントリチャンネルのプライマリー周波数の計算に加えて、コーディネーションのスムーズな実行に役立つバックアップ周波数も計算できます。
バックアップ周波数は自動的にリクエストできます。また、計算の実行時に自動的に発見されるようにプリファレンスを設定することもできます。プライマリー周波数(インベントリ内のチャンネル用)は、常にバックアップ周波数より先に発見されます。
バックアップ周波数が自動的に発見されるように計算機を設定します。
- に移動します。
- [コーディネーション]タブを選択します。
- [自動的にバックアップ周波数を計算します]を選択します。
バックアップ周波数を手動で追加
オフラインデバイスを含む、任意のデバイスのバックアップ周波数をリクエストできます。
- [周波数のコーディネーション]タブを開きます。
- [周波数追加]タブを選択します。
- メーカー、モデル、帯域を(一部のデバイスはRFプロファイルも)選択します。
- 必要なバックアップ周波数の数量を選択します。
- [周波数を追加]を[バックアップ]に設定します。
- Addを選択します。
- すでに調整されている周波数値をロックするには、[すべての周波数をロック]アイコン()を選択します。
- Calculateを選択します。注: Wireless Workbenchでは、コーディネーションワークスペースであらゆる周波数を分析して、現行の周波数における互換性の有無を確認できます。ただし、調整の結果、新規の周波数はロック解除されたチャンネルのみに割り当てられます。
- バックアップをアサインして割り当てます。 ヒント: スペクトラムマネージャーで新しいデバイスを管理したい場合は、スペクトラムマネージャーに周波数リストを再展開します。または、スペクトラムマネージャーのプロパティパネルにある互換周波数リストにそれらの周波数を追加します。
バックアップ周波数のモニター
周波数リストで(スペクトラムマネージャーを使用している場合はスペクトラムマネージャーのプロパティパネルで)、使用中の周波数とバックアップ周波数の両方をモニターできます。スペクトラムマネージャーのプロパティウィンドウで、デバイスをバックアップ周波数に変更することもできます。
注: Wireless Workbenchからデバイスにバックアップ周波数を自動展開するには、スペクトラムマネージャーを使用していなければなりません。
- 周波数リストを開くには、ツールバーの[周波数リスト]を選択します。Spectrum Managerを使っている場合、バックアップ・チャンネルは品質に従って色分けされます。
- スペクトラムマネージャーのプロパティパネルを開くには、[インベントリ]タブまたは[モニター]タブでデバイスを右クリックし、[プロパティ]を選択します。
バックアップ周波数の割り当ての詳細
スペクトラムマネージャーを使用したバックアップ周波数への切り替え
Wireless Workbenchからデバイスにバックアップ周波数を自動展開するには、スペクトラムマネージャーを使用していなければなりません。
- リスト内で、Spectrum Managerを選択し、次に右クリックして、ショートカットメニューからProperties を選択し、このSpectrum Managerで管理しているチャンネルのリストを表示します。
- チャネルをバックアップ周波数のうちの1つに変更するには、そのチャンネルを選択し、右クリックして、ショートカットメニューからChange to this frequency を選択します。または、バックアップ周波数を、入れ替えたいチャンネルの上にドラッグ&ドロップします。
注: ネットワーク接続されていないデバイスの場合、ハードウェア上で周波数を変えなければなりません。